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腎臓内科の紹介

特 徴

腎疾患のトータルケア

 そら豆の形をした2個の腎臓は血液をろ過して尿を作り出すだけではなく、造血ホルモンであるエリスロポエチンや長寿遺伝子であるKlotho蛋白を分泌し、生体恒常性の維持に重要な働きをしています。
 糖尿病や高血圧などの生活習慣病や慢性腎炎等により腎臓の働きが徐々に低下していく「慢性腎臓病(CKD)」患者数は、本邦では約1,330万人と推定され、成人の8人に1人に相当します。また、腎機能が廃絶し生涯にわたり透析療法を必要とする患者数は、2020年末現在で約34万人と総人口の約400人に1人に達し、現在も増加し続けています。
 このCKDの存在は心血管疾患の発症と生命予後に強く影響していることが多くの研究で明らかにされており、透析患者数増加にともなう医療費圧迫も併せて、CKDをいかに早く診断し、治療介入できるかがますます重要となっています。
 当院は日本腎臓学会および日本透析医学会の認定教育施設として、同学会の専門医資格を持つ医師が内科的腎疾患の診断と治療、および急性腎不全や保存期から末期までのCKD管理に当たっています。

主な取扱い疾患

  1. 内科的腎疾患:
     持持続性蛋白尿や尿潜血・ネフローゼ症候群などに対して、当院では年間30名前後の経皮的腎生検(2泊3日の入院で行っています)を行い、確定診断を得た後は腎臓内科外来で、ステロイドや免疫抑制剤・抗血小板剤・RAS抑制剤などによる蛋白尿軽減や腎機能保持に向けた治療を継続しています。
     日本人の慢性腎炎症候群の4割を占めるIgA腎症に対しては、当院耳鼻咽喉科と連携の上「扁摘パルス」療法(口蓋扁桃摘除+ステロイドパルス療法)を積極的に施行し、尿蛋白の消失や減少・腎機能の改善などの好成績を得ています。
  2. 透析療法:
     当院腎センターは30台の血液透析ベッドを保有し、血液透析約70名・腹膜透析約15名の維持透析管理を行うとともに、年間約40名の新規透析導入および100名以上の他院維持透析患者さんの合併症治療の受け入れも随時実施しています。
  3. 手術:
     年間約60例の動静脈内シャント造設術や腹膜透析用テンコフカテーテル腹腔内留置術を当科で行っています。

診療実績

腎生検 H29年度
(2017)
H30年度
(2018)
R01年度
(2019)
R02年度
(2020)
R03年度
(2021)
腎生検数 31 23 28 31 33
年間手術件数(件) 106 89 110 91 67

学会施設認定

  • 日本腎臓学会
  • 日本透析医学会

診療日

月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日
2A
(2階)
山本 直 濵田晋太郎 山本 直
透析
CAPD
山本 直
濱田晋太郎
山本 直
濱田晋太郎
山本 直
濱田晋太郎
山本 直
濱田晋太郎
山本 直
濱田晋太郎

スタッフ紹介

腎臓内科部長
山本 直
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腎臓内科副部長
濱田 晋太郎
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