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院長挨拶

「労災」が新しくなりました

山陰労災病院長 豐島 良太

 令和5年6月に、令和3年2月完成の新棟西側部分に接続させた東側部分が竣工しました(写真1)。これで入院病室はすべて新棟に移りました。
 この新棟完成に至るまでは、一度に建て替えるという単純なプロセスではなかったため、患者さんやお見舞いの皆さまには大変ご迷惑をお掛けしました。
 そのプロセスを振り返ってみますと、昭和38年、60年前の本院開設時の建物の南側に新棟の西側部分の建設が令和元年6月に始まりました。令和3年2月に完成し、ここに一般病棟や集中治療室、外来、それに加えて手術部や材料部、検査室、画像センターなどの中央施設が入りました(写真2)。次に、これらの中央施設を入れていた東側の古い建物を取り壊し、新たな建設用地を設け、そこに、令和4年4月から新棟東側部分の建設が始まりました。写真3は、令和4年秋の建築中の遠景です。
 この度の本院の再開発は、スクラップアンドビルド方式です。同一の敷地内で、取り壊しと建築を繰り返しましたので、「同一敷地内順次建て替え方式」とでも呼ぶべきではないかと思います。
 そうして完成した新棟(写真1)は東西108m、南北38mの6階建てです。3~6階には、東西に1病棟ずつ、集中治療室を含めて合計8病棟を設けました。病床は377から363に若干減らし、個室を増やして、4人部屋についてもベッド間隔を広げ、療養環境の改善に努めました。また、ウイルスや細菌が外に漏れ出ないように措置をした病室を個室17部屋、4人部屋1室を用意しました。
 海と山に近く、米子市街地の北側という好立地ですので、東面の病室からは雄大な大山(写真4)を、南側の病室からは市街地全景(写真5)を、北面の病室からは皆生、美保湾そして遠くには島根半島を目の当たりにすることができます。
 北側の残ったすべての旧棟や施設を取り壊し、最後に新棟の北側の玄関や外構、駐車場工事を行い、令和7年7月に全工事の完了予定です。
 もう少しの間、診療を行いながら工事を行いますので、出入り口や駐車場、動線などを変更することがございます。適宜、適切にご案内し、皆さまに不便を来すことが無いように対応する所存です。
 本院は「信頼される・優しい・安全な医療の実践」を理念に謳っています。この理念に則り、地域ならびに勤労者の皆さまに職員一同さらに丁寧な医療の提供を目指しております。
  皆さまには、引続き新しい「労災」のご利用とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
  なお、新棟紹介の動画をHPに載せておりますので、ご覧いただければ幸いです。

2023年9月

写真1:南東方向から見た、東西部分ともに完成した新棟(手前)と北側の旧棟(令和5年
7月)
写真2:南から見た新棟西側部分と北側の旧棟(令和3年12月)
写真3:南から見た工事中の新棟東側部分(令和4年11月)
写真4:東面の病室から見た大山
写真5:南面の病室から見た米子市街地
   

過去のご挨拶


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