専門分化型総合内科
当院の内科は、消化器内科、循環器内科、呼吸器・感染症内科、腎臓内科、糖尿病・代謝内科の5科で構成されており、2021年10月1日現在、常勤医師22名が診療を担っています。
2021年3月より新病棟がオープンし、内科外来は外科および心臓血管外科とともに同じ2階Aフロアで外来診療を行うようになりました。とくに、消化器内科は消化器外科と、循環器内科は心臓血管外科とお互いに近い位置で診療を展開することでより専門性を意識させる形となっており、将来における消化器センターならびに循環器センターといった構想をイメージすることができます。もちろん、一列に並んだ内科の各ブースは、明るい照明下での柔らかい雰囲気の中、これまで以上にそれぞれの領域ごとに専門性の高い医療を行うとともに、内科として救急医療を含めた全領域をカバーしうる充実した隙間のない診療の実践に努めています。また、2014年4月1日の産婦人科新設以来、これまでネックとなっていた女性診療にも積極的に取り組めるようになりました。
こうした診療機能は、地域の患者さんたちにとっては専門性の高い医療を受けられると同時に、さまざまな内科合併症にも十分対応しうるという大きなメリットがあり、また地域医療における人材育成の観点からも、臨床研修において深く且つ幅広い研修が可能となるという利点も有しています。
われわれ内科医師は常に的確な診断と適切な治療を行うことをモットーに診療に従事しています。診察医の専門外の合併症についての処置あるいは治療方針などについて即座に当該専門医師による対応が可能ですし、また、急患のみならず疑問のある症例についても各専門医が協力して診療にあたる態勢が整っています。専門性の垣根を超えて迅速に対応ができる連携の良さが当院内科の特徴です。どうぞ安心して患者さんをご紹介下さい。