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中央手術部紹介

中央手術部長(兼) 内藤  威 (麻酔科部長)

特 徴

 手術室では、看護師21名、看護助手1名、麻酔科医師5名、外部委託3名が働いており、各科の手術をサポートしています。また、当院には臨床工学士が6名勤務していますが、この内の数名が手術室でのサポート業務をしています。
 手術までの手順ですが、主治医が患者さんに手術方法や危険性をご説明し、同意が得られたら手術の予定が組まれます。主治医が麻酔を麻酔科に依頼する場合は、さらに麻酔科医師による術前診察が行われます。この診察によって、いろいろな情報を検討した上で、患者さんにとって最も良いと思われる麻酔方法が決定されます。さらに、手術室の看護師が術前訪問し、患者さんの心身状況を把握するとともに、ご不明な点を伺って、不安な気持ちが少しでも和らいでいただけるよう努めています。手術後は、手術の内容や患者さんの状態によっては、HCU(高次治療室)に入室していただく場合もあります。
 当院の手術室の現況ですが、手術は月曜日から金曜日の午前8時30分から始まります。最近5年間の手術件数は年間2,700~3,000件で推移しており、令和2年度は2,949件でした。手術内容も医療の高度化、専門化により難易度が高くなり、時間を要する手術も増えています。そのため、より安全に手術が行えるよう各種の取り組みを行っています。例えば、患者さん確認の徹底のために特製のバンドを手首や足首に巻かせてもらったり、手術部位にマジックインキで印を付けたり、手術開始直前に執刀医、麻酔医、看護師で、患者名・病名・術式などを声に出して再確認したりしています。
 平成26年4月に産婦人科と小児科が新設され、帝王切開手術も徐々に増え、超緊急帝王切開への対応も充実してきています。また積極的に無痛分娩のために手術室で硬膜外カテーテルの留置も行っています。病院の増改築に伴って、令和3年3月に物品があふれかえって手狭だった手術室から、手術映像システムを備えた広くて快適な新しい手術室に移転し、充実した最新の設備のもと、今後さらに安全な手術に向け、職員一丸となって業務改善に努めています。

各科手術件数

H29年度
(2017)
H30年度
(2018)
R01年度
(2019)
R02年度
(2020)
R03年度
(2021)
整形外科 939 940 1,041 956 901
外科 524 555 529 511 480
泌尿器科 295 300 341 305 286
耳鼻咽喉科 140 174 206 211 232
脳神経外科 145 116 141 106 121
心臓血管外科 204 154 174 165 219
眼科 98 178 233 333 282
腎臓内科 92 109 110 93 65
産婦人科 188 201 194 210 227
循環器科 75 57 72 57 101
皮膚科 10 13 8 2 11
合 計 2,710 2,797 3,049 2,949 2,925
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